こんにちは、注文住宅を断熱等級6で建てたばくパパです。
この記事では、Uターンに伴う家づくりで断熱等級6で注文住宅を建てた理由を公開します。
- 断熱等級ってなに?よくわからない…
- 断熱等級はいくつで建てるべきなの?
そのような疑問を解消できる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでくれたら嬉しいです。

断熱等級や住宅性能のことを理解して、自分達に最適な性能で家づくりをしてね!
断熱等級とは?
断熱等級は、住宅の断熱性能を1~7段階で分けた指標のことを言います。
断熱等級1~7まで基準が設けられており、断熱等級7に近づくほど、断熱性能が高いということになります。
ちなみに我が家は上から2番目の断熱等級6の基準で家を建てました。

断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)、ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)の2つの値で評価されます。
注文住宅の場合は、UA値が特に意識されることが多く、数値が低いほど、壁や窓から熱が逃げにくいことを表します。
ちなみに2025年の4月には新築住宅の最低基準が断熱等級4になり、それ以下の基準では家を建てられなくなっています。
さらに、2030年には、断熱等級5が義務化される予定です。
「断熱等級6」の家づくりがコスパと快適性のバランスが良い理由
すでに書きましたが、我が家は断熱等級6で新築住宅を建てました。
その理由は、コスパと快適性のバランスが良いと判断したためです。

断熱等級7が最高なら、7で家を建てた方が良いのでは?
そう感じる人もいるかもしれませんが、家づくりの予算に余裕があれば、もちろんそうしてもいいと思います。
ただ、限られた予算で他にもお金を使いたいところが多くなってくる家づくりでは、断熱等級6が1番コスパと家の快適性が良いと私は判断しています。
断熱等級7を狙うと、どうしても断熱材を厚くしないといけなかったり、窓性能が高いものを入れないといけません。
そうすると、断熱性能6に比べて数百万円単位で見積もりが変わってきます。
家づくりに当たって、数多くの工務店のYouTubeなどを見てまわりましたが、この予算の関係で、ほとんどの発信者が断熱等級6を推している印象です
私は、家づくりに当たって、多くのモデルハウスに見学に行きましたが、正直、断熱性能5があれば、間取りにもよりますがエアコン1台で真夏でも真冬でも十分に快適な温度が保てます。
ただ、2030年に最低基準が断熱等級が5になることが予定されているため、最低基準だと心許ないかなと判断して、断熱等級6で家を建てました。
【注意】断熱等級だけが住宅性能のすべてではない
ここまでの話を聞いて、

そうか!断熱等級6で家づくりを進めよう!
そう思ってくれた人も多いと思いますが、1つ注意点があります。
それは、断熱性能だけが住宅性能のすべてではないということです。
もちろん、断熱性能は家を囲っている壁や窓からの熱損失を測る大切な指標ではあります。
ただ、もう1つ重要な指標があり、それがC値(相当隙間面積)と呼ばれる家の機密性を表す指標です。
このC値は、住宅全体の隙間が、床面積1平方メートルあたりどれくらいの大きさかを示しています。
例えば、C値が1.0㎠/㎡というと、一般的な家の広さの場合、だいたい家の隙間すべてを合わせると、ハガキ1枚分くらいの隙間が空いている計算になります。
どんなに断熱性能が高くても、家が隙間だらけだと、快適な家ではなくなってしまいます。
最近の高気密高性能住宅と呼ばれる基準だと、だいたいC値0.5㎠/㎡が最低ラインくらいな印象なので、より住みやすい家を目指すのであれば、この基準は意識することをおすすめします。
C値は、計画段階で意識することも大事ですが、施工精度が1番影響してくるところです。
なので、家づくり依頼する工務店やハウスメーカーにどういった施工管理をしているか聞いたり、C値はどれくらいを目指しているのかを確認しながら、進めることが大事になってきます。
断熱等級のことを理解して家づくりを楽しもう
家づくりに当たって、断熱性能などのことは小難しいので、依頼する工務店やハウスメーカーに丸投げしたくなってしまうかもしれません。
断熱性能をしっかりと意識してくれる工務店などであれば良いのですが、あまり意識せずに進めている工務店などもゼロではありません。
なので、一生の一度の買い物で失敗しないように、自分の頭でしっかり理解した上で家づくりを進めましょう。
あなたや、あなたの大切な家族がより快適に過ごせる家になることを願っています。
それでは、最後まで読んでくださって、ありがとうございました!



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